[講義資料室]
有機化学 I (再)講義資料
(2021年度秋学期)
2022年1月27日(木)更新
○木曜 3限(1時15分より)ZoomによるOnline授業
ミーティングID: 980 7672 5419
パスコード: 602170
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おすすめの本→ ◯炭素文明論 ◯困ったときの有機化学
第1回 講義の概要と構造と結合;酸と塩基(9/23)
第2回 構造と結合;酸と塩基(9/30)
- 1.3 化学結合論の発展 →ノート1.3
- 1.4 化学結合の性質 →ノート1.4
- 1.5 共有結合の生成:原子価結合法と分子軌道法 →ノート1.5
- 問題
- 講義動画
- 課題:ノート1.3,ノート1.4の穴埋め,問題NO2, 小問題1を解答し,写真を撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第3回 構造と結合;酸と塩基(10/7)
- 1.6 混成:SP3軌道とメタンの軌道 →ノート1.6
- 1.7 混成:sp3軌道とエタンの構造 →ノート1.7
- 1.8 他の種類の混成軌道:sp2とsp →ノート1.8(2ページ)
- sp2混成
- 1つのs軌道と2つのp軌道が混成
- sp2軌道-sp2軌道 → σ結合
- p軌道-p軌道 → π結合
- 二重結合の生成:アニメ
- sp混成
- 1つのs軌道と1つのp軌道が混成
- sp軌道-sp軌道 → σ結合
- p軌道-p軌道 → π結合
- p軌道-p軌道 → π結合
- 3つの混成軌道のまとめ
- 問題
- 講義動画:
- 課題:ノート1.6,1.7,1.8の穴埋め,小問題2,3を解答し,写真を撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第4回 構造と結合;酸と塩基(10/14)
- 1.9 極性共有結合:電気陰性度 →ノート1.9
- 極性の表現
- 電気陰性度とイオン結合性
- 陽性元素・陰性元素
- 1.10 酸と塩基:Bronsted-Lowryの定義 →ノート1.10
- pKa小さい=酸性強い
- HAが強い酸=A-は弱い塩基
- 強い酸+強い塩基→弱い酸+弱い塩基 :有利な方向
- pKaの表
- 1.11 有機酸と有機塩基 →ノート1.11
- 1.12 酸と塩基:Lewisの定義 →ノート1.12
- 巻矢印の書き方
- 電子対 発 原子行き
- 電子対をもらったらマイナス追加
- 電子対を出したらプラス追加
- 左辺と右辺の電荷の総和は同じ
- マイナスの記号はlone pair とみなして矢印の出発点としてよい。
- 問題
- 講義動画:
- 課題:ノート1.9,1.10,1.12の穴埋め問題,問題NO3,NO4, 小問題4を解答し,写真を撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
複数の解答をまとめて写真に撮るなどしてファイル数を4個以内にし,提出して下さい。
第5回 構造と結合;酸と塩基,有機化合物の性質(10/21)
- 問題
- 2.1 官能基 →ノート2.1
- 2.6 化学構造の表し方 →ノート2.6
- 問題
- 講義動画:
- 課題:問題NO5,ノート2.1穴埋め,問題NO6,小問題5を解答し,写真を撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第6回 有機化合物の性質(10/28)
- 2.2 アルカンとアルキル基 →ノート2.2
- 2.3 分枝アルカンの命名法 →ノート2.3
- 問題
- 講義動画:作成中
- 課題:ノート2.2穴埋め,問題NO7,問題NO8,小問題6の1番を解答し,写真を撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第7回 有機化合物の性質(11/4)
- 2.3 分枝アルカンの命名法
- 2.4 アルカンの性質 →ノート2.4
- 2.5 エタンの立体配座 →ノート2.5
- 問題
- 講義動画
- 課題:小問題6-2解答,ノート2.5穴埋め,問題NO9解答を写真に撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第8回 有機化合物の性質(11/11)
- 問題
- 2.7 シクロアルカン →ノート2.7
- 2.8 シクロアルカンにおけるシス-トランス異性 →ノート2.8
- 動画
- 課題:小問題7,NO21,小問題8,の解答,ノート2.7,ノート2.8の穴埋めを写真に撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第9回 有機化合物の性質(11/25)
- 問題
- 2.9 種々のシクロアルカンの立体配座
- 2.10 シクロヘキサンのアキシアル結合とエクアトリアル結合 →ノート2.10
- 2.11 シクロヘキサンの配座の動きやすさ →ノート2.11
- 問題
- 講義動画
- 本日の課題: 問題NO10,NO11の解答,ノート2.11の穴埋め,小問題13の解答を写真に撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第10回 有機反応の性質(12/2)
第11回 有機反応の性質(12/9)
- 問題
- 3.4 順位則;E,Z命名法 →ノート3.4
- 順位則1:初めの原子の番号の大きいグループが高順位
- 順位則2:始めが同じ原子なら次の原子を見る
- 順位則3:多重結合は単結合に換算
- 問題
- 講義動画:
- 課題: NO12,NO13の問題、ノート3.4の穴埋め問題を解答し、写真に撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第12回 有機反応の性質(12/16)
- 小問題10解答
- NO14-1
- 3.5 有機反応の種類 →ノート3.5
- 反応物と生成物の構造比較で分類
- 付加反応,脱離反応,置換反応,転位反応
- NO14-2
- 3.6 反応はいかにして起こるか:反応機構 →ノート3.6
- ホモリシスとヘテロリシス
- 曲がった矢印で反応機構を書く
- 電子対 発 原子行き
- 電子対をもらったらマイナス追加
- 電子対を出したらプラス追加
- 反応機構を書くときのポイント
- 矢印は結合発かローンペア発。マイナスの記号はローンペアとみなしてよい。
- 矢印の行き先は原子。結合が移動して別の結合になる時は原子と原子の間でもよい。
- 電子対を受け取った原子にはマイナスの記号1個追加。電子対を渡した原子にはプラスの記号1個追加。
- マイナスの記号があればそこから出発。プラスの記号があればそこに向かって出発。
- 矢印は一方向に流れていく。
- 求核剤(Nucleophile)と求電子剤(Electrophile)
- 3.7 有機反応の機構:エテンへのHClの付加 →ノート3.7
- 2つの反応機構
- 協奏的反応(concerted reaction):結合の組み換えが一挙におこる(遷移状態一つ)
- 段階的反応(stepwise reaction:結合の組み換えが段階的におこる(遷移状態複数)
- 反応機構(アニメつき)----カルボカチオン生成と求核剤の付加
講義動画:
課題:小問題10,NO14-1,NO14-2の解答,ノート3.5の穴埋め,ノート3.6,ノート3.7の巻矢印を書き,
写真に撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。提出期限は1月13日。
第13回 有機反応の性質(1/13)
- 問題
- 3.7 有機反応の機構:エテンへのHClの付加
- 3.8 反応の記述:遷移状態と中間体 →ノート3.8
- 反応の方向を決めるもの:エンタルピー差
- 反応の速度を決めるもの:活性化エネルギー
- 遷移状態とは
- 遷移状態の書き方:切れる結合と出来る結合を点線で書く
- 律速段階
- 講義動画
- 課題:小問題11回答,問題NO15回答,ノート3.8穴埋めを書き,写真に撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第14回 有機反応の性質(1/20)
- 問題
- 3.9 反応の記述:触媒 →ノート3.9
- 講義動画:
- 本日の課題: NO16,小問題12の解答,ノート3.9の穴埋めを書き,写真に撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
第15週 総合復習(1/27)
- 講義資料を使った全体の復習
- 問題
- 授業アンケート
- 講義動画:終了後
- 本日の課題:問題NO18,及びNO20のやったところまでを解答し,写真に撮って(jpegが望ましい)mylog へファイル提出。
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